失敗しない為のHID取付講座


HIDを始めたばかりのショップさんもDIY派の一般ユーザーさんも参考にご覧下さい。



■HIDについて■

HIDバーナーとは?
High Intensity Dischargeのイニシャルを取ってH.I.Dです。直訳すると高輝度放電です。

ハロゲンバルブとの違いは?
ハロゲンバルブにはフィラメントというものがありますが、 HIDバーナーにはありません。 電極間の放電現象(アーク放電)をして発光します。その為にバッテリー電圧12ボルトだけでは点灯しません。 専用のバラストが必要です。

バーナーの成分は?
キセノンガス・水銀・金属ヨウ化物(ナトリウム・スカンジウム等)が封入されています。 放電エネルギーにより、記載の金属が発光します。

消費電力は?
H.I.Dは35Wですからハロゲン電力の約1/2、バッテリーへの負担を軽減します。

発熱量は?
ハロゲンバルブよりも低く、樹脂レンズにも対応可能です。 消費電力はハロゲンバルブの55Wに対しHIDバーナーが35Wで、発熱レベルは30%程下回りますので、ランプが受ける熱害はハロゲン以下になります。また、バーナーガラス管球部は2重構造となっており、紫外線対策済バーナーです。

高電圧と言われてますけど?
バーナーが発光する際、23,000ボルトの高電圧を発生します。



■車検について■

6000Kでも車検には通りますか?
6000Kの色温度はJISで定められた白色規格範囲内に設定してありますので、車検に対応しています。
弊社HIDキットは装着車輌を陸運局車検ラインに持込み検査済です。
点灯状態を動画でご覧頂けます。是非、お立ち寄り下さい。



■バーナーの寿命ついて■

点灯消灯を繰り返さない方がバーナーの寿命には良いですか?
システム的には点灯・消灯を繰り返さない方が良いですが、信号待ちでの点灯⇒消灯する程度では寿命には影響ありません。

パッシングは出来るだけしない方がバーナーの寿命には良いですか?
基本的にパッシング、通常行なう点灯・消灯も同じで、必要な時にパッシングする程度では寿命には影響ありません。

パッシングした時にロービームは消えてしまいますか?
マグネットスライドバーナーを採用していますので、ロービームが消灯してしまう事はありません。通常通りのパッシングが出来ます。



■取付けについて■

自分で取り付けてみたいのですが、自分で取り付けた場合も保証対象となりますか?
高電圧の23,000ボルトを発生する回路の取付けがともなう等の理由から知識あるプロショップでの取付けをおすすめしております。 また、取付ショップの捺印・取付日の記入が保証書に無い場合、保証対象外となります。

通販で購入したいのですが保証対象ですか?
一般的に商品の持ち込み取り付けは行なっていないショップさんが多い為、保証書に取付けショップさんの捺印・取付日等の記載をして貰え無い可能性がありますので、最寄のショップさんからのご注文をお勧め致します。

バラストは水のかかる場所に取付けても大丈夫ですか?
CHECKMANのバラストは防水加工済みですので、多少の水がかかっても心配はありませんが、極力、水のかからない場所への設置をお勧め致します。エンジンルーム又はバンパー付近の空きスペースでしたら大丈夫です。

減光システムキットが付いているのですが、併用は可能ですか?
減光システムについては併用出来ません。減光システムは電流値を絞り光量を下げて行くものですが、HIDキットは高電圧による放電灯なので減光させる事は不可能です。

光軸は調整した方が良いのですか?
光軸調整を行なわなかったり、故意に上向きにしますと事故などを誘発する恐れがありますので、HID取り付け後は適切な照射角度を出す為にも光軸調整は必要です。また、H4ハイローキツトのシェード(バーナーに付いている傘)を取り外して取り付けますと、ロービームでの配光パターンが照射出来なくなります。この様な誤った取付を行ないますと、対向車へ幻惑となるグレア光(上方向への光)の原因になりますので 絶対に取外さないで下さい。

H4Hi/Lo切替式を取付けたのですが、ハイビームにした時にメーター内のインジケーターが点灯しないのですが故障ですか?
故障ではありません。各車種の回路設定によりハイビームインジケーターが不点灯となる車輌もあります。この場合、オプションのハイビームインジケーターを装着する事で点灯する様になります。詳細は商品説明をご覧下さい。


■適合について■

バルブの形状、タイプが一致していましても灯具のレンズ及びシェードまでのスペース、ヘッドランプユニット後方のスペース不足により装着出来ない場合がございます。 オーダーして頂く前に必ず現車のスペース確認をお願い致します。
適合がわからない場合はお問合せ下さい。但し、適合に関する回答は取付を保証するものでは無い事を予めご了承願います。


チェックマンでは常に製品に対し研究、改良を行なっており、お買い上げの時期によって同一製品の中にも、デザイン、パッケージが異なるものや、カタログなどと異なる場合がございますが、ご了承下さい。 製品管理には万全の注意をはらっておりますが、万一お気付きの点がございましたら、ご連絡下さい。


2008/6/26 HID H4 hi/loシリーズに8000K 12000K 15000K HB4に3000Kイエローバルブ、H11 6000Kを追加しました。



■トラブルシューティング■ ※一般的なHIDキットとしての参考例  2011/09/30更新

【H4hi/loが切り替わらない】
バーナーの後部に接続されている細い線2本がhi/lo切り替え線になります。
hiに切り替えた際にプラスが通電仕組みになっており
通電するとマグネットスライド方式によりシェイドが動きます。

動作しない場合テスターにて通電状態を確認します。



【hiの状態になったままでloに切り替わらない】
一般的なHIDキットの場合、純正ヘッドライトコネクターからの通電をキットのリレーを介して
バーナーのhi/lo線に送電されています。

この場合、リレーの点検、交換が必要になります。



【点灯する時としない時がある】
ヘッドライトスイッチを点灯の状態にしますと
スイッチングされバッ直電源がリレーを介してバラストに送電されます。
バラストはスイッチングされると僅か数秒間だけバーナーにスパークする構造になっており
この僅かなタイミングの間にバーナーが点灯しない場合はスパークを中断します。

点検方法といたしましてはバーナーの電源線を切り離し
スイッチングして数秒間スパーク音があればバラストはOKと判断します。

※バラストの電源線からは数万ボルトのスパークが発生いたしますので、絶対に手を触れないで下さい!!

この時にバラストとバーナーのカプラーの状態を確認します。
変色、酸化が見受けられる際は接触不良と判断しカプラーの交換
あるいは半田にて再接続する事で不具合が解消する事もあります。


【ワンポイント!】
HIDキットの接続端子各部をご覧になればお解かりの通り
端子の設置面積は非常に小さく作られています。
DIYでよく用いられるエレクトロタップなどで接触不良を経験された方はご理解の通り
接続部分は点では無く極力面にしてあげる方が電流/電圧共に安定し回路への負担も軽減されます。

その中でも 『水分は大敵ですね』

この事を頭に思い浮かべながら作業を行われると点検と補修の頻度が自ずと減ると思います。








checkman H.I.Dは進化し続けます